まさに珍客

先週の土曜、いつもどおり一人でバイト遅番をこなしていたんですが
夜の9時くらいにやたら訛ったやかましい男性客が二名ご来店。

かましいのは一人だけで、今時そりゃねぇだろってくらいのゆるゆる
ヤンキーファッションに身を包み、もう一人の男性(多分後輩)に
なんだかんだと漫画のうんちくをたれているもよう。


プリン頭にでかい犬プリント刺繍Tシャツ、
往年のMCハマーを彷彿とさせる股下の短いおズボン。
どっからどう見てもヤンの字です。


早く帰らないかな〜と思った頃に、ジョジョのコンビニコミックを
二冊お買い上げ。400円也。ありがとうございました〜( ´ω` )


さぁ私を一人にして下さい。お喋りの続きはおうちでやって♡
しかしレジから離れないヤンの字。おつりは渡したよ?するとヤンの字
「なんかさぁ〜、おもしろい漫画教えてよ(クッチャクッチャ)」


来たよ!(゜∞゜)


正直この質問は困るんですよね…
漫画の面白さには個人差があるんだよ!
しかも私とあなたはどう見ても同じ畑の人間じゃないだろう!
分かっててやってんだろ…!!


しかしここはひるまず応戦。
悪いけど私ヤンキー漫画大好物なんで!
おすすめなそのスジの漫画を色々とご案内。
在庫が無いものも丁寧にご案内。


でもなんか反応が悪い。なんで?
こんなに名作を列挙しているのに、いまいちピンときてないご様子。


「なんつぅかさ〜、ファイブスターストーリーみたいなの無い?」


え?
今なんて?(゜∞゜)


「オレ変わった世界観の漫画が好きなんだよね〜(クッチャクッチャ)」


お 仲 間 か よ … !!!


その後は方向性を180°変えてのおすすめツアーになりました。
おまけに同人誌にも興味があるらしい。
おすすめの同人誌を聞かれたけど、果てしない世界なので
おすすめするのが難しいと答えてお茶を濁しておいた。
会場で会ったら気まずい…から…


その後彼の熱い漫画論をとくとくと説かれ、
頷きマシンと化すこと30分。(話長い!)


後輩の方はまったくのノンケみたいで、後半はサッカー雑誌を
一人で立ち読みしてました。お願い、二人にしないで…!!


途中、二階店番の社長が降りてきたので
「助けて〜」という視線を送るもヤンの字を視界に入れぬまま
二階に戻ってしまった…(´・ω:;.:...


「人は見かけによらない」って経験は何度もしてるけど、
今回は久々に強烈でした。


また来るって言ってたけど、すんごい気疲れしたからもう来なくていい♡