久々に まいった

ずっと休みが合わなかった友人と、お気に入りのお店に久々にランチとしゃれこんだわけですが。
おいしい料理と無駄話でひとしきり満足して、涼しく快適な空間でのんびりしていたらやけに若作りしたおばちゃん二人が入店。パチンコやらスロットの話に熱くなっている模様。
まぁさして気にせずそのままあれやこれやと話していると、友人の携帯に母からの電話が。どうやら知り合いのお店が振るっておらず、景気付けにサクラに行って欲しいとのこと。その店は地元からは結構な距離なので友人が渋っていると、ななめ後ろのおばちゃんズが「サクラならやるわよ〜」とか「夏でも咲くサクラがここに二人いるわよあっはっは〜」などと口を出してきた。
それ以前に友人(パチンコ屋のコーヒーショップ勤務)とバイト先の話をしていたので、パチンコ屋のサクラだと勘違いしたらしい。
残念ながら違うんですよ〜と言うと、よほど退屈しているらしくパチ談義をふってきて、気のいい友人は分かる範囲で話を聞いてあげる事に。何か嫌な予感…
しばらくすると「二人は同級生なの?」と聞かれたので「そうですよー、あんまりそうは見られないけど」と答える。
友人はちょっと前まではギャルと呼ばれるいでたちをしていたほどで、実際年齢より若く見られる可愛らしいタイプ。転じて私は山のような安定感を誇る体型で、年齢は30代に見られる若年寄(使い方間違ってる)。下手すると親子に思われてしまうかもしれない。
参考までに本日の服装は、友人は肩丸出しの大胆な黒のチュ−ブトップと膝下あたりのおズボン、私はどうでもいい感じの黒いTシャツとジーンズ。
「やっぱりこういう痩せた子はデブと相性がいいんだよね〜」などと言われ、軽く傷つきながらも「いや、体型についてはそっとして下さいよ〜」と返すと、「やっぱりこういう子に憧れるでしょ」「そりゃあまぁ、好きでこんな体になったわけじゃないですから…」「あなたいい人そうだもんね〜」「いや〜あはは…」
なんか 話 かみ合ってなくね?
「こういう子がタイプなのね〜」
そうか!私いま、彼氏か!!友人が見る間にひきつった笑顔に(笑)
「あの、すいませんわたし女なんです…が」「うそ〜?」「ええー!」さすがおばさん、リアクションは素晴らしい。その後また話がそれて違う話になってホッとしていると、「仮にこちらが女性だったとして…」みたいな事を言われてカチンときたので立ち上がって「ほんと女ですから!」というやいなや、手を握られて「あらほんと、柔らかいわ〜」と言いつつ胸まで触られてさんざんでした。
これは何ハラだ?おばハラか?
おばちゃん怖い!うわ〜ん!
いいかげん慣れたと思ってましたが、久々なのも手伝って今日のは…きいたな…


世の中にはどうにもならない事もあるんだ。一生懸命女らしい格好をしたって、ばっちり化粧をしたって、どうせオカマに間違えられるくらいならこのままでいますがな。男に間違われたほうがなんぼかマシです。努力の甲斐がないんだもん。
でもやっぱりちょっと傷つきます。(難しい奴だなぁ)